まえがきはあとがきにしました。
医学と生命 松本 英聖 医事論集 - 技術出版
より
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心臓血管病と薬毒ーーー問題の焦点は薬毒
心臓血管症の対策については、前著(松本英聖医事棄第垂で紹介したように、心臓病死亡を半減することを当面の目標とした雇事指針』が示されているから、後は、あなたご自身が、このガイドに沿って食事を改めるか、否か、という選択に掛っている。
〝医薬に頼って滅びるか、食事を改め健康になるか〟その何れを選ぶかは、飽くまでもあなたご自身の自由帯頭誰からも強制はされないから、賢明な決断を祈るのみである。
なお、ここで強調したいことは、食毒もさることながら、より重要なことは薬毒を抜くことだ。今日の体内汚染は〝食毒五〇%、薬毒五〇%〟と考えればほぼ間違いない。
食毒は、謂わば自然の毒だが、薬毒(農薬・添加物などの化学物質を含む)は、それ自体人間がこしらえた完全な反自然物(異物)である。
前者は食事の誤りによって生じた体内の歪みであるから、この理を弁えれば自(おの)ずと解決が付くし、体内の許容量も大きい。だが、後者は違う。それ自体が人工的な反自然物であり、しかも浄化力を封じ込めようとする最悪の反自然物だから、それを排除するために浄化力も相応して強化される。アレルギーや自己免疫病(膠原病など)を初めとしてガン、エイズ、成人丁型白血病といった具合に浄化力が益々強力になるわけだ。心臓血管病でも同じこ毛脳卒中や心筋梗塞などは食毒を抜くだけで五〇%防げるが、後の五〇%は薬毒量が問題となる。その一例として、最近目だって増えてきたのが急性心不全(心臓麻華と呼ばれる〝突然死〟だ。特に日頃健康そのものに見える若い人にある日突如として襲ってくるから恐ろしい。
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突然死の恐怖
数年前、埼玉県の高校生が体育の授業中(千五百㍍を完走した直後に〟突然死〟した。身長一八〇㌢、体重六七㌔、中学時代は水泳部の主将を務める等、健康そのもので週に三、四日、一日三千㍍を泳ぐほどのスポーツ青年だった。しかも、半年前の健診では心臓に全く異常は無く、死の前兆等は全く無かったと言う。
このようは痛ましいケースが、今全国的に広がり、昭和六十年度で九〇件の突然死が発生している。
しかも、その原因が全く不明で、心臓病の予兆さえ無かった。医学者は〝学校健診で心電図さえ撮っていれば防げた……〟と言っているが、そんな予算は何処にも無いし、仮に心電図を撮ったとしても、治療の手立ては全く無いのが現状。
普通、人間はどんなに走っても心臓が止まる前に、息が切れて呼吸困難でぶっ倒れるから、死ぬまで走ることは出来ない。ところが、草食動物(馬や鹿)は、襲われると逃げる以外に身を守る術が無いから、呼吸困難になる前に心臓の方が先に止まるので死ぬまで走り続ける。まさに命掛けで走るわけで、馬・鹿だからできる芸当だ。
実は〝突然死〟もこれと同じで、呼吸よりも先に心臓の方が止まるというケース。
こんな悲劇が増加してきた背景として、〝食毒プラス薬毒〟特に薬毒の加重という現代生活の歪みがあることを、この際しっかり認識して尊い教訓とすべきであろう。
ハンドル握ったままバッタリ
一方空目同年者にも最近〝突然死〟が増加している。
特に昨今では自動車運転中の突然死(発作後二十四時間以内に
死亡)が多くなってきた。
東京都監察医務院の徳留省悟医長が発表(昭和六十一年衛生学会)した「路上の車内でハンドルを抱えたまま死んでいた」などの例(都内二十三区)を集計分類したデータは表の通り。四年間の突然死は七十六件、年平均十九件で、全部男子1人口比率で計算すると全国では年間約三百件となり、年齢的には四十歳以上が全体の八三%と圧倒的に多い。
車種別ではマイカーが一位だが、車の台数はタクシーの方がはるかに少ないから、職業別に見るとタクシー運転手の突然死がダントツに多い。この調査では、突然死に伴なう事故は追突や側壁への衝突程度の軽事故だけだが、これは発作時にアクセルから足が外れて減速するためらしい。
しかし、もし足元が狂えば、大事故に繋がる可能性もあり、それがタクシーなら乗客もろともの大惨事になるから恐ろしい。
ともあれ、健康に良いと信じて、日頃栄養物(動物性食品)をふんだんに摂り、白米・白砂糖・ジュースにコーヒー、その上、予防注射やドリンク剤、カゼ薬等、食・薬毒にドップリと浸った生活。これでは助かる生命も助からない。せめて食毒だけでも抜いていたら、このような悲劇は避けられたであろナス食毒を栄養と思い込み、毒を薬と信じて飲む悲劇。現代医学・栄養学の罪は大きい。
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ガンは〝食毒プラス薬玉伊 の浄化
ガンが国民死因の第一位になったのは一九八一年(昭和五十六年)のこと。先進国中では世界のグルメ王国フランスがガン死第一位だから、花のサンジェリエと日本の銀座はガン死のシンボルだ。
だが、前著(松本英聖医事論集第一巻)で述べたように、アメリカの『食事目標』も『NRCレポート』も、ガンに対しては歯切れが悪い。
その理由は肉食(動物性蛋白)の問題がタブーになっているためだが、ガンが増加する最大の要因が食生活の欧風化(肉食増加)にあることは否めない事実だ。
例えば男性の前立腺ガンは今後欧米並み(アメリカでは肺癌に次いで男性のガン死因の第二位)に増える、との予測を、慈恵医大の古里征国助教授のグル-プと三重大医学部の矢谷隆一教授のグループが、日本ガン学会(昭和六十一年十月二十一日)で発表したが、両グループ共、食生活の欧風化が要因であると指摘している。
ところで、食毒だけがガンの要因であるなら、古代ローマもガンで滅んだ筈であるが、彼等はペストで滅んだ。
であるとすれば古代ローマと現代は何処が違うか。
答えは、薬毒(環境汚染物質と薬剤の濫用)の出現であって、この点が古代ローマの生活と本質的に違うところで、ここにガンという強力な浄化装置が出現する理由がある。
ともあれ、現代文明社会における薬毒増加は驚異的だ。
例えば、環境汚染物質一つ見ても、排ガス中のベンツピレン、ブレーキライニングの石綿、水道水中のトリハロメタン、日光中の紫外線(フロンガスによる)、コンクリート中の放射能(ラドン)等々、数え上げると限りがない。そして、農薬、中性洗剤、食品添加物、化学調味料……と続き、その上に様々な医薬品の氾濫である。
先程述べたように心臓血管病では、〝食毒と薬毒〟の割合は五分五分程度と思われるが、ガンの場合は、薬毒のウエートが圧倒的に多くなり、恐らく〝食毒二~三割に対して薬毒八~七割〟の割合になるであろうと筆者は見ている。何れにしても、薬・食毒を抜くことがガンを防ぐ最善の道である。
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ここでお待ちかねのあとがき
え、ここでやめた?
まえがき
何日分かを予約投稿してありますので、本当は今日出しているわけじゃありません。
いま、ヘタな横スキーに行くことがありますので。
シーズン券買ったことだし、元を取らなきゃ~
まあ、ボクが年寄りぶっていたら、「アンタまだ若いねえ~」と宣う年寄りも居ますので
歳というのはマラソンの折り返し地点(まあ、60歳当たりからかな?)を過ぎると、今度は若返ってくると言いますからね。
道理でその日の疲れが出ないわけじゃ。
なんて思っていると、数日してからその疲れや筋肉痛が出てくる・・・
が、本人は数日たっているため「??なんか変だな、身体の調子が・・?」
なんて気がつかない・
これに似ているのが、普通の飲み薬なんてもの、後で出てきた害作用も薬のせいだとは思わない・・というか、感づかない鈍感さん。
それをもっと大きくしたようなのが予防接種。別名「時限爆弾」と言われるゆえん。
それが出てきた時にはもうすでに『忘れている』痴呆症のごとく、
「あれ~~変だな~~~」
それを証明出来ないため、現在も世界中で使用拡大中。
そりゃそうだ・・・「直ちには影響ありません」ってね。
だが、そうは自然が許さなくなってきた。
原因と結果の時間差が短くなってきたからだろう。
そうなると、人によってだが、「ただちに影響があります。ポポ~~ン」と
公共広告機構舎さんがテレビで流す時代が来るかも知れない。
もっとも気がついたときには既に遅しとなるやも。
それでも皆の為になる・・・・他山の石として散るかな・・・