細菌の最近学は休息の進歩を継げているという。
あ、誤字だらけじゃないか!!
いつも言うようにバイ菌から逃げたら阿寒。
だって、ボク達、バイ菌人間なのだから。
しかも・・バイ菌だらけの世界にどっぷり浸かっているのだし・・・
ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー
人類は細菌が圧倒的優勢である世界の小さなシミにすぎないとも言える。私たちはこうした考え方に慣れる必要がある。
ウイルスも存在する。厳密に言えば生物ではない。生きた細胞に侵入しそれを利用することによって複製する。インフルエンザや風邪、ヘルペス、HIVなどのウイルスは、ヒトに対して「害悪をなすもの」と考えられている。しかしウイルスの大半は、私たちヒトに無関係な存在である。ウイルスの主た
星の数より多いかも知れない。それらが海のなかで無数の細菌に寄生して生きている。何十億年にもわたって水中にいる間に、細菌とウイルスは、お互いを負かすための軍拡競争をしてきた。それは、風刺雑誌『MAD』に連載された「スパイ対スパイ」という古典的マンガを思い出させる。事実、細菌感染によって引き起こされる病気の治療法として、細菌を殺すウイルスである「ファージ」の活用が検討されている。そのことについては、本書の最後で触れる。
多くの微生物がこの世界に棲み、この世界をかたちづくっている一方で、本書の主要な焦点は細菌にあり、また、私たちが細菌を薬剤によって無差別に殺戮した場合に何が起こるかということに置かれている。もちろん、悲惨な症状をもたらすマラリアの原因となるマラリア原虫などの真核生物も存在する。それがもたらす問題はまた異なるものである。病気を引き起こすウイルスについても同様である。ウイルスは抗生物質に反応しない。それは後日のテーマとする。
微生物はどこにでも存在する。海には数え切れないほど多くの微生物が暮らす。とはいえ、いくつかの推定値がその遍在性に具体性を与えている。少なくとも二〇〇〇万種類(おそらく現実には一〇億種類くらい存在する)の海洋微生物が、海洋生物質量の五〇から九〇パーセントを占める。海表面から海底までに一本の中空の柱を立てて、そのなかの海水の微生物数を推定すると、一〇の三〇乗(ノニリオン)個の微生物が存在すると考えられている。一〇億×一〇億×一〇億×一〇〇〇。これは、アフリカゾウニ四〇〇億頭分の重さと等しい。
国際海洋微生物調査TGMM)は、世界中の一二〇〇箇所から1〇年以上にわたって海洋微生物を採取している。調査によれば、海洋にはこれまで考えられていたより1〇〇倍以上多くの種類(属)が存在すると推定され、観察されたどの場所においても、いくつかの種類の細菌が数と活動性において優位にあることが明らかになった。しかし驚くべきことは、どのような場所にあっても多くの種類の細菌が存在するということである。それは、一回限りの単独個体を含む一万個体くらいの数(細菌にとっては大した数ではない)として存在していることが多い。
国際海洋微生物調査によれば、海洋中の多くの稀少な微生物は、今はじっと待機しているが、環境が彼らに有利に変化すれば、いつでも繁栄し優勢になるという。同じ考え方は、私たちの体内に住む微生物にも当てはまる。長期間にわたって少数の個体で潜伏し、突如として繁栄する能力は、微生物の特徴とも言える。
多くの海洋微生物は、いわゆる好極限性細菌である。彼らは、マントルから出た硫黄やメタンや水素を豊富に含む熱水が冷水に出会い、煙突のような円錐形を形成する熱水排水口に棲む。そこは酸と重化学物質が混合した場所だが、そこで細菌たちは酸素と太陽光を欠きながらも繁栄しているのである。同じことは、ワイオミングのイェローストーン国立公園の間欠泉や熱湯のなか、あるいはカリブ海の島国トリニダードで発見されたタールの湖でも見られる。細菌は南極の巨大氷河のなかや北極海の氷山の下にも生存している。
ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー
要するにボク達は微生物の海の中でうごめいているのね。
鹿も、馬い具合に体の中にも100兆個以上(もっともっといるかも知れないが)の細菌がいるという、要するにボク達みんなが「バイ菌まみれなのだ」 はい♪
だから、他人様から「バイ菌野郎!」などと呼ばれても、「ああ・・・そうだけど。それがどうしたの?」と言えば良い。
しかも除菌だのと言ってむやみやたらに手を洗っている「バイ菌野郎」を見たら、声に出さなくてもいいけど「あらら~常在菌が君を守っているのに、それも除菌しちゃっている~~♪」と嘲笑ってやろう。
他所からのバイ菌からボク達を守っているのは常在するバイ菌なのだからね。