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Channel: わたしんちの医学革命と雑多な情報
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2,病気と医学 (岡田茂吉医学論)

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先回に続きまして

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現代医学破壊と創造論

現代医学の根本がリセットされる、岡田茂吉の超医学論・口語編

ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー

2  病気と医学
 
 前に説明したように、今日は本当の文明世界でなくて野蛮であります。私はその原因として戦争と病気の二つの苦しみを挙げましたが、その外に今一つ貧乏があります。しかしこれは戦争と病気とが解決出来れば自然に解決されるものでありますから書きませんが 先ず戦争の原因から説明してみますと、これはもちろん精神的欠陥つまり心の病気でありますので、これも肉体の病気さえ解決出来れば一緒に解決されるものであります。
 

 右のように、病気も戦争も貧乏も同じ原因でありますから、本当の健康人つまり霊肉(精神と肉体)共に完全な人間を作ればいいのであります。しかしこう言えば至極簡単のようでありますが、実はこれが簡単でないという事は誰でもお判りになる事でしょう。しかし私から言えば決してではありません。何故ならば必ず解決出来るだけの方法を大自然から教えて頂いているからでありますし、この事を実行するのが私の使命でありまして、その実行の第一段階がこの本を書く事であります。
 

 従いまして先ず病気というものから書いてみますが、病といいましても前に説明しました通り、肉体と精神との両方でありますが、現代人は、普通病と言いますと、肉体だけのものと思っている処に間違いがありますので、この精神の不健康者こそが戦争の原因となるのであります。そんな訳で、どうしても人間が肉体と精神との両方が健康にならない限りは、本当の文明世界は決して出来上がらない訳であります。

ではどうすればそれが実現できるのかといいますと、それにはもちろんその根本が解りますと共に実現の出来る方法も発見されなければなりません。ところが私はそれに就いての根本的な原理を発見してその上に絶対的解決の方法迄も掴むことが出来ましたので、それを詳しく、しかも徹底的にかくのであります。
 



 それに就きましては先ず吾々の住んでいるこの地上の実際の状態を説明しますと、もともとこの地上の状態は今日迄の学問では目に見える物質だけの存在であるとされていまして、それ以外は無いとされて来たのであります。しかしその考え方こそ非常な相違いでありまして、無どころではなく、人類にとりましてこれ程重要なものはないという程のものが確実に存在しているという事であります。

ところが、そういう事がなぜ今日迄分かっていなかったのかといいますと、全く唯物科学だけに頼ってきた結果でありますからで、つまり唯物科学の説明では、見えないものは無いと決めていました以上、これ程進歩したと思われます唯物科学でも掴むことが出来なかったのであります。

こんな具合で唯物科学で判らないものは全て無いものであるとしてしまったのです。その一方的な考え方こそが、学者の頭脳(あたま)の強情な考え方の結果であります。これに就きましては多くを言う必要はない程、人類の幸福が文化の進歩と一致していないという事実であります。その事に就きましてこれから説明してみましよう。
 

 色々と説明したように、精神と肉体との両方共完全な人間を作るのが本当の医学であるとすれば、現代医学は果たして目的通りに進んでいるでしょうかという事を調べて見ますと、現代医学はまるっきり目的とは逆になっているという事実でありまして、目的とは反対にむしろ病気を作り病人を増やしていると言っても言い過ぎでない程の間違いを犯しているのであります。
それをこれから詳しくかいてみますが、先ず医学というものの今日までの根本的に間違った考え方であります。

と申しますのは医学は病気の原因が全然分かっていないのですから、すべてを反対に解釈しているのです。目に見えるものだけを認めるという唯物科学本位に進んで来たものでありますから仕方がないとも言えましょう。

 
 右の結果、医学は病気の場合、外部に現れた苦痛を楽にすることだけを目的としています。従いまして医学の進歩とは一時的の苦痛緩和法の進歩したものでありまして、その方法として採られているものが彼の薬剤、機械、放射能等の物質の応用であります。
 
なるほどこれによって病気の苦痛は楽になりますので、これで病気が治るものと間違えて緩和法を続行するのですが、事実は苦痛の楽になる事と病気の治る事とは根本的に違うのであります。
 
つまり前者は一時的であり後者は永久的であるからです。しかもその苦痛緩和法それそのものが病を作り病を悪化させる結果となるのでありますから、問題は大きいということであります。
 
何しろ唯物的医学でありますから、人間の体も単なる物質とみるばかりか人間と人間以外の動物をも同じように見るのであります。その為に動物を研究資料として病気の原理を発見しようとして、時々何らかの効果が出ますと直ぐに人間に応用するのでありますが、これが非常な間違いであります。
何故ならば、人間と動物とは形も本質も内容も全く異なっていることで、これに気が付かないのであります。この原理から人間の病気は人間を相手として研究されなければならないことは余りにも明らかなことでありまして、これ以外に人間の病気を治す医学の確立はない筈であります。
 
 そうして今一つこういう事も知らなければなりません。それは動物には人間のような神経作用はありませんが、人間には大いにあるという事です。人間は神経作用の為にどのくらい病気に影響を与えるか分かりません。例えば一度結核と宣告されますと、この一言で患者の神経は大打撃を受けまして目に見えて衰えるという事実は医者も一般人もよく知っている処でしょう。ところが動物にはそういう事が全然ないことからみても判ることでしょう。
 

 以上のように見て来ますと、現代医学の間違いは霊と体とで出来上がっている人間を、霊を無視して、体だけを相手にするという事と、人間と動物とを同じに見ているという事で、これが間違いの重要点である事を知らなければなりません。
 
 ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー

商品の詳細 現代医学の破壊的創造論 himaari (2013/4/21) ¥ 558 Kindle版

 


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