そして四十年 --、その間に抹消された嬰児の生命は、何と延二干七百余万件、年間平均七十万件の割合であり、アウシュビッツのユダヤ人虐殺(六百万人といわれる)の四倍以上である・・・引用文より
そして、いま・・・・老人だけ増えてゆき、子供が減ってきたわけ
しかも介護される方が多く、介護する方が少ないという、アチャチャア~ニッポンン!
どうなるんでしょうか?
こら、安保法案で老人を兵隊に使うか・・・ワシ、いやじゃよ~~
それより、こんなことして来たからじゃわい
松本英聖・医事論集
第二巻 「医学と生命」
より (一九九四年一〇月三〇日初版)
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堕胎王国ニッポン
昭和二十三年九月十一日 ー-、悪夢の幕は切って落された。
この日、中絶という名で裝も新に衣替えした堕胎(嬰児殺し)が、経済的理由だけで免罪されるという、世界でも稀な法律(優性保護法)が施行されたのである。
そして四十年 --、その間に抹消された嬰児の生命は、何と延二干七百余万件、年間平均七十万件の割合であり、アウシュビッツのユダヤ人虐殺(六百万人といわれる)の四倍以上である。
しかも、これは届け出数だけであって、実数はその二倍を上回ると推定されているから、仮に二倍としても五干四百万件、日本民族の半数にあたる胎児が、日の目も見ずに闇から闇に間引かれたのである。
では現在はどうか。
厚生省が発表した年間届け出中絶件数(昭和五十七年)は五十九万六干五百六十九件であるから、実数は恐らくその二倍の約一二〇万体の生命が、今なお消されているのだ。
戦後の焦土の中で、喰う物もなく、生きるに精一杯という切羽詰まった状況下の出来事ならいざ知らず、美食飽食に現を抜かしている現在、このような神を恐れぬ所業が果たして許されるのであろうか。
今、既婚女性の約三人に一人は中絶経験者であると言われ、また昨今、大きな話題となっているテンエージャー(十代)の中絶は千人中五・五人にも及んでいる。
今や中絶は日常茶飯事のことであり、自分達の生活を守る〝権利″のように履き違えられている。
まさに〝堕胎王国ニッポン″であり、アメリカから人目を忍んで秘かに中絶に来る女性もあるとか……。
こうした日本人の現状に対して、ノーベル平和賞の受賞者マザーテレサは、〝平和を破壊するもの--中絶″と呼びかけて、婦人の良識に訴えている。
美食飽食を恣にし、我が身の欲望のためには、我が児の生命、しかも罪無き無抵抗の生命まで平気で殺すとは……。
戦争の論理にも無い罪悪であり、テレサが〝平和を破壊する思想″と嘆くのも当然であろう。
仮え水子供養にウン十万円を投じようとも、それで本当に救われるのであろうか。
罪と罰--心の十字架は重い。
だが、過去は過去。
問題は今後である。
かってローマ法王庁が免罪符を売りだした時、マルチン・ルーターはこの暴挙に激しく抗議し、宗教改革への道を開いた。
以て他山の石とすべきであろう。
産児制限はプライバシーであり、その選択は個人の自由だ。
しかし、中絶は違う。
古今東西にその類例を見ない天下の悪法と、それを可能にしたアロパシー医学。
これを医学の進歩と見るか、堕落と見るか。
読者の賢明なるご判断を仰ぐのみ --。
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●西欧文明は自滅する
「生めよ、殖やせよ、地に満てよ」(『旧約聖書創世記』神がこの世にアダムとイブをお創りになった時に述べられた祝福のお言葉である。
それ以来、人類の数は増え続け、現在では約五七億人。
西暦二千年には六三億五手万人となり、一〇〇億人に達するのは二千三十年と予測されている。
僅か五十年で二倍、まさに「人口爆発」だ。
そして、この逞しい繁殖力の九割までが途上国における人口増加である。
現在、途上国と先進国の人口比は約四対一であるが、西暦二千年には五対一、二十一世紀後半には控えめな推計でも、この比が九対一になると言う。
途上国の人口は増え続け、先進国の人口は減り続ける。
事大先進国の再生産率(女子一人が出産する子供男の平均人数)は、過去三十年間で二・八人から一・九人へと低下した。
この再生産率が二を割ると人口は減って行く。
西ドイツの再生産率は現在一・四人(日本は平成五年度現在一・四六人)。
この率が続くとどうなるか。
西ドイツの人口調査研究所のカールーホープは最近、次のような試算を発表して世界中を驚かせた。
現在西ドイツ人口は六千百万人だが、西暦二千年には五千二百万人、二十一世紀中頃には四千万人、二十一世紀末には九〇〇万人に激減する。
現在の東京都の人口以下であるから、まさに自滅である。
マルサスは人口の増加だけに着目したが、同じ論理は人口減にも当てはまる。
仮に単純計算してみると、五百十二組の夫婦(千二十四人)がいたとして、どの夫婦も子供一人とすると、五世代目の子の数は三十二人となる。
人ロー億なら三〇〇万人に減る計算だ。
いま西側先進国民は押し並べてこの傾向にあり、日本も数年前からこのパターンに移行した。
アメリカの人口は今二億人強で、人口は増加しているが、これは有色人種の出生増のためで、白人の方は人口が減少
している。
このため民主主義の多数決原理によって、権力機構は次第に白人から有色人種へとシフトし始めているのだ。
また、人口の年齢構成も重大だ。
西暦二千年における先進国と途上国の子供(○~十四歳)の比率は一対六(現在一対四・三)、労働人口は一対三(現在一対二・二)、老齢人口(六十五歳以上)は一対丁三(現在一対〇・八)となる。
要するに、民族の活力とバイタリティは圧倒的に途上国が優勢であって、老いては子に従う、という時代になるわけ。
つまり、西欧先進国による支配時代は終わりを告げ、若き途上国の時代が約束されていると言えよう。
「粗衣粗食」の途上国は栄え、「暖衣飽食」の西欧文明は没落の運命にあるということだ。
ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー
まさに世も末ですなあ~(あ、股マネして)
もうこうなったら蝶になるぞ~~♪
(=^_^;=)アララ~ 夜の蝶になって飛んで逝った・・・・
「アラ、お客さん。ひさしぶり~~♪。ところで前のツケ払ってからにしてチョウダイ寝」
「お、わすれものを・・・また寝~~~」