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Channel: わたしんちの医学革命と雑多な情報
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コナンドイルの人類へのプレゼント  災厄も病気も前意識に含まれている

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ブラウザの文字の大きさを変えるとちょうど良く見る事ができます  ※画面移動は下のスライダーをクリックすると一画面ずつ移動します  わたしんちの医学革命表紙

アーサー・コナンドイル
     の霊界からのスーパーメッセージ
  コナン。ドイル・人類へのスーパーメッセージ
1994年11月22日 第1刷発行    編 者-アイヴァン・クック    
訳 者一大内博   発行所一株式会社講談社
 その三


メーテルリンクの『青い烏』の一場面

 病気との関係において、前意識の影響力について話してきました。これによって、明らかに善良で、聖人のように思われる人でも、苦しい病気に襲われたり、不治の病にかかったりすることがあ る理由がわかるのではないかと思います。
 このようなわけで、明らかに不公平と思われる出来事に抗議したり、問題にしたりしても、なんの役にも立たないように思われます。そのような病気の原因は、病気にかかっている人の親切でやさしい性質よりも、ずっと深いところに根ざしているのです。


その原因は、病んでいる人の現在の人生を越えたところに起因しており、その根っこは現在の人生の外面的な部分に見いだすことはできないのです。

 熱と同じように、苦しみは洗浄の先駆けとなるものであり、一つの過程の終りを告げるものでもあります。


懐疑論者は人が昼も夜も苦しむのを見て、感傷主義者が猫に掴まったネズミを見て示すときと同じ反応を示すかもしれません。彼らは、病気に苦しむ人がやがてもたらすことになる、がっしりとした根や美しい花などというものを考慮に入れようとはしません。

 したがって、懐疑論者は、人間の内部にうごめく、より豊かな生命力の根源については無知のままであり続けるでしょう。この内なる生命は、病気や苦しみを 通して耕された土壌に、元気よく、美しく芽を出すことになるのです。懐疑論者は人間存在の表面だけを見て、表面のみを知るにとどまるでしょう。人間の魂の 真の生命は、懐疑論者に見えることはありません。



 怒り、貪欲、羨望といった外面的かつ破壊的な感情は、魂の深いところに根ざした病気とははっきりと異なった、もっと単純な病気を作り出すというのは、興味深い事実です。例えば、自己憐憫はよく腰の痛みや腎臓病の原因になります。自己憐憫はまた肝臓病の原因にもなります。ただし、肝臓病は激しい感情の暴発によっていつでも誘発されるものであり、その結果、血液に毒が送り込まれることになります。


 恐れや心配といった感情は、長いあいだ続くと、同じような病気の原因となり、癌をもたらすことすらあります。一定数の癌の症例の原因を調べてみれば、深く根ざした恐怖感が緊張状態を誘発し、そのために、霊体がとざされ、その結果、霊のエネルギーの流れが停滞した結果であることがわかるでしょう。


 外面的な感情(怒り、貪欲、羨望など)ははっきりと何かの病気を引き起こす可能性があると申しあげました。人間は、自分の内面的な心をコントロールでき ない限り、こうした有害な感情の手綱を操れはしないということを覚えておかなければなりません。ここで再び、健康に関するかぎり、心の内面的な調和が非常 に大切であるという事実に話が戻ってきます。そして、人間の心の調和は霊的な自我が目覚めているかどうかにかかっているのです。

 人がどんなものを食べるか、ということは人間の健康に影響を与えるでしょうか。
答えは、イエスです。

人によってはただちに影響が出ます。だいぶ時間がたってから影響が出てくる人もいます。また、何を食べてもまったく影響を受けることのない人もいます。
神の法則を理解した結果、心の平和を達成し、調和のとれた生活を営んでいる人は、食べすぎたり、食べるべきではないものを口に入れて自分の体を痛めつけることはないでしょう。
消化不良は多くの場合、当人の意識的な心によって引きおこされます。


 こちらの世界から、著名な作家のインスピレーションがどこから来ているのかを見ていると、じつに興味深いものがあります。メーテルリンクの『青い鳥』を 思い出します。その本の中に、子供たちが地球に戻るべく名前を呼ばれるのを待ちながら、みんなが集まっている場面があります。

 それぞれの子供は袋を持っていて、その袋には、地球に持ってかえる贈物や知識だけでなく、自分が患うことになる百日咳や獲紅熱といった病気も、きちんと包まれて入っています。子供たちは、星の海を〝父なる時〟の船に乗って渡り、地球で待っている母親のところに帰ろうとしているのです。

 ただのおとぎ話だと言う人もいるでしょう。しかし、ここには、大変な真実が述べられているのです。それはおそらく、宇宙存在から降りてきたか、作者の自我の前意識のレベルから出てきたものでありましょう。

 心霊のヒーラーは、霊体の滞りを癒すという点で、きわめて重要な働きをすることができます。

心霊のヒーラーが役に立たない場合もありますが、それは、患者の本当の問題まで深く調べることができないからです。患者自身が自助できるとき、ヒーラーもその力を十分に発揮するのです。

 この種の心霊治療においては、明らかに病気が直って、つまり、患者の〝家″を大掃除して飾り立てもしたのに、患者自身がより高い存在の力との接触から遠 ざかってしまうと、健康状態が前よりももっと酷い状態になるというようなことがあります。一匹の悪魔に取りつかれていた人が、〝家″の大掃除をしてその悪 魔を追い出し、飾り付けもしたけれども、空っぽのままにしてどこかに出かけて帰ってみると、家には最初の悪魔も含めて七匹の雫魔が住みついていたという寓 話は、ここで私たちが言わんとしていることの意味をよく伝えています。


 繰り返しになりますが、どんなヒーラーであれ、すべての病気を癒せるなどと言い張るのは無益なことです。


一二の光線について先ほど申しあげましたが、それと結びつけながら、黄道帯の一二の星座、イスラエルの一二の〝支族″について、そして一二という数字の神秘と重要性について考えてみましょう。

 これらの数字がー二であるというのは、一二の光線のもとに人間の家族を分類できることを暗示しているのかもしれません。すべての薬草は、一二の光線のい ずれかに属します。古代の賢者は、すべての病気には必ずそれに呼応する薬草があり、薬草にはそれぞれ波動の合う数と色があり、素晴らしい効力を発揮すると いうことを知っていました。古代の慣習や魔術的な力を持つ飲み物の源は、この知識に遡ることができるでしょう。

 人類に関して言えば、四と三という数字は強烈な数字であり、人間が関わっているあらゆる事柄で人間に影響を及ぼします。世界の計算の土台はずっと昔、四 角と三角のシンボルの上に築かれました。エジプトのピラミッドの意味について考えて見てください。そうです。ピラミッドは生命の数字のシンボルとして立っ ているのです。

 さて、一二の家、一二の支族、人類がそれに呼応して振動するー二の光線を四つに分ける必要があります。その四つとは、土、空気、火、水のことです。

 いつの日か、それはずっと未来のことになるかもしれませんが、医師は患者の治療をするときには、まず患者のホロスコープを見ることになるでしょう。これは根拠のない話ではありません。私たちは真面目に話しているのです。もし人間が望むのであれば、すべての病気の原因をいつの日か発見することができるように、海図を与えようとしているのです。

 患者のホロスコープを見ることによって、それがなされるでしょうが、そのホロスコープはふつうのホロスコープではなく、今の人生を越えて、自我のこれま でのすべての人生に及ぶものです。これまでの数多くの輪廻の人生の中で振動してきた光が何であるか、それを明らかにしてくれるホロスコープです。

 この方法によって、すべての病気は四つのグループのいずれかに分類できることが発見されるに違いありません。患者が土のサイン、水のサイン、あるいは、 火のサインに波動が合うと思われるときには、そのサインに見合った適切な治療を施すことができるでしょう。これまでのように、すべての人に対して同じ治療 をすることはなくなるはずです。土、空気、火、水のどれに波動が合っているかを知ることによって、かかりやすい病気がわかり、その結果、予防策をとること も可能となるでしょう。

 振動数によって一二の光線があることを説明したので、今度は、これらの光線が接触する一二のポイントについて話しましょう。心臓を出発点として、次のように数えます。
 
心臓

松果体
脳下垂体
脾臓
脊柱の基部
@@@@
二本の足


 この一二の霊的な中枢は、ヒーリングの光線に対してきわめて敏感であることをなんらかの計測器によって証明するのは可能であり、いつの日か必ず証明されることになるでしょう。


人間の体そのもの、および肉体の中にある生命体である魂は、外部の助けを借りずに自らを癒すことができるというのは事実です。それだけでなく、人間は他の人々を癒すことのできる光を引きつけ、それを他の人々に向けることもできます。


 しかし、すでに説明したように、病気の中にはその原因がきわめて皮相的であるため、表面的な治療で簡単に直せるものもあります。ねぷとなどは、磁力による、または霊的な力による治療よりも、湿布で治療したほうがずっと簡単です。

 また、それぞれの心霊中枢には、体の一器官が接続していることも発見されるでしょう。例えば、一定の色の光線、それは一つの波動にすぎないのですが、そ の光線で喉の中枢を治療すれば、反応が出てくるのは、喉ではなく胃なのです。強迫観念や精神錯乱を治療する場合には、脳下垂体の中枢を治療しなければなり ません。

 てんかんは長い間、医学関係者を悩ませてきました。この病気は、子供が母親の体内に宿ったとき、両親の霊的な不調和が原因となって、子供の霊体に不適応が生じたのが原因であると聞けば、なるほどと思う人は多いかもしれません。

 親の責任がどれほどのものか、私たちははたしてわかっているのでしょうか。父親の罪は、子供の三代四代までもついてまわると、俗にいわれています。確かにそうであるとしても、この諺にはそれよりもさらに深い意味が込められています。

 もっと正確にこれを言うならば、〝人の罪は三番目四番目の輪廻転生にまでついてくる″ということになるかもしれません。まさに、私たちのこれまでの輪廻転生の人生は、今後に続く人生の〝父親″となるのです。


 それでは、てんかんはどうすれば治療できるのか、という疑問がここで湧いてくることでしょう。てんかんに苦しむ人は一生この病気に苦しまなければならず、この病気は曖昧なままに放置されるしかないのでしょうか。
 じつは脳下垂体と松果体を接続することによって可能となる、患者の霊体の調整ができて初めて、てんかんは直ります。この二 つの器官の間に裂け目が生ずるとき、てんかんの症状が起きるのです。もっと簡単に言うと、ネジが緩んでいるのです。ネジが緩んだときに、てんかんの症状が 現れるのです。ネジを閉めてください。つまり、霊体を完全な形に調整してください。そうすれば、てんかんは直ります。



四つのサインとその治療法

 ここで、病気を土、空気、火、水のそれぞれのサインにグループ分けして、さらにそれぞれのサイ ンには、鉱物、動均野菜の三つの部分があることを考慮に入れながら、適切な治療を提案したいと思います。

●空気のサイン このグループに所属する人たちは、霊の中枢を適して暴れる神経系の病気に悩まされるでしょう。頭と腰が最も頻繁に影響を受けるでしょう。治療に対して最も効果的な霊の中枢は脊柱の基底部です。

●火のサイン このグループに属する患者は感情的で、強迫観念、精神病、炎症、高熱を患う可能性が強いでしょう。治療は、脳下垂体、松果体を通して行なうとよいでしょう。

●土のサイン 粘液質の人、全体的に動作が緩慢で、エネルギーの流れに澱みがあるため毒素を蓄積しがちな人たちが、このグループに属します。粘膜に炎症が現れ、その結果、血液に毒素が生じたり、原因を同じくするその他の病気が出るでしょう。

●水のサイン 奇妙に思われるかもしれませんが、水のサインは体の下半身、脚・足に影響を及ぼします。これは流動性の強いサインであるため、このサインに属する人たちは、心霊的な、磁力による治療が最も効果的です。


 火のサインの人は色彩光線による治療に最もよく反応します。空気のサインの人は、霊的・秘跡的な治療、土のサインの人はクリスチャンサイエンスが行なっているような、食事と精神的な治療が効果的です。

 これらのヒントに従うならば、(注意してほしいのですが、これはあくまでもヒントにすぎません)、そしてまた、厳密さを欠いた、思惑的な現代の医学に惜 しみなく投入されている実験や研究活動のほんのわずかでも、この研究に注ぐならば、普遍的な癒しの、厳密で科学的な方法がもたらされることでしょう。その 方法は人間の肉体の性質、心霊的な性質、霊的な性質に基づいたものとなるに遠いありません。もし人がそう望むなら、その癒しは確実で厳密な手法を確立でき るでしょう。


 薬草の治療について、さらに説明をしたいと思います。体の一二の部分のそれぞれに、波動と色彩が呼応する薬草を入手することが可能です。そして、火、 水、土、空気のいずれに属するかを知れば、それに応じた、適切な薬草を選ぶことができます。適切な薬草を用いれば、いずれの場合もきわめて効果的ですが、 間違った薬草を用いると害になる場合もあります。

 薬草は一定の法則のもとに生長します。薬草の生長は、気候とか季節にだけ依存するのではなく、地上の鉱物界、野菜界、動物界の生命を支配する一定の光線 に基づいて、その形および性質を形成します。したがって、ヒーラーは占星術からみた患者の性質を理解していなければなりません。なぜなら、すべての薬草 は、黄道帯のそれぞれのサインをもっているからです。

 薬草は病気の性質病人の性質に一致するものを選ばなければなりません。例えば、獅子座の上昇するサインの人には、それにふさわしい数と光線の薬草をあげ るべきで、べつな光線を与えてはいけません。薬草による治療を、かなりの厳密さと正確さをもって分類することは可能であるはずです。

 薬草による治療は、すべての病気に対応することはできません。患者はそのサイン、気質によって治療する必要があります。喘息は神経組織を原因とする病気 です。この種の神経の反晦つまり体のリズムの乱れは、青あるいは緑の光線によって、効果的な治療を行なうことができます。喘息は他の神経系統の病気と同じ く、心霊的な原因に起因していると思われます。ときには、磁力を用いた方法が治癒力をもつでしょう。治療すべき中枢は太陽叢です。消化不良の問題もあるか もしれないので、食事にも注意を払うべきでしょう。


 喘息の発作の多くは、この種の不注意によって引き起こされますが、そもそもの原因は心配事や心の悩みであることが多いようです。心の悩み を解決すれば、喘息は直るでしょう。このようなわけですから、喘息に関しては、ブルーの光線、つまり、心を穏やかにし、心の平和を回復してくれるこの光線 が必要であることがおわかりいただけると思います。

 ある種の薬を飲むということは、単に症状を治療しているにすぎないのです。
その根本原因までつきとめなさい。喘息の場ARそれは心霊的な混乱であって、多くの場合太陽叢を中心とした混乱です。この病気に苦しむ子供は大体の場合母親のはりつめた神経組織が原因です。
あなた方はこれを即座に否定することでしょうが、しかし、事実なのです。いずれにせよ、この霊の浄化という治療を受ければ、この病気が再発することはけっしてないというのは、元気づけられることではないでしょうか。

つづく
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