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Channel: わたしんちの医学革命と雑多な情報
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ギョ拓「凶器と化した薬」より1

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2004年(平成16年)が最終更新となっていましたので、今から約十二年前の話ですが、現在においても貴重な論文だと思われますが、その後の状況の変化もありますので、最終的な取捨選択権は、もちろん!貴方にあります。

 

 

 ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー

それでもあなたは医者を信用しますか?

ようこそ「医療の大疑問」 のサイトへ。



最終更新日 2005年2月1日
より

https://web.archive.org/web/20050228100652/http://www12.plala.or.jp/kusuri/page3.html

 2.凶器と化した薬
 
  1.「副作用」より怖い「本来の作用」      
  2.天然の化学物質との違い       
  3.製造・販売・使用を直ちにやめよ       


1. 「副作用」より怖い「本来の作用」

現代医学理論の誤りについて、おわかりいただけましたでしょうか。

またそれは、一世紀以上も前の時代錯誤的な代物であるにもかかわらず、科学の名のもと、矛盾や行き詰まりを平然と黙殺、隠蔽して、欠陥医療が続けられているのが現状です。


閉鎖的な医学界の因習がもたらす弊害のなかでも、薬害はその最たるものです。

薬についての真実の情報を公開しないため、被害が広範囲に及ぶからです。

このことは、薬を自由に買える個人単位の問題であると同時に、病気を治療する医療現場における問題でもあります。

「薬は病気治療の最重要武器」とする誤った医学教育を受けている医者じしんが、薬の処方学を勉強していない、この事実を知っている人は少ないのです。


しかしじつは、ほとんどの医者は、薬の選択や使用法を、医薬品メーカーにまかせっきりにしています。

医薬品メーカーから通達される「適応対象」をたよりに、医者はそれとなく薬を使い分けているだけです。

そんな医者が、手探りで処方する薬をおいそれと飲むなど、あまりにも無防備ではないでしょうか。

医者の知識に関係なく、薬の成分や組成じたいに問題があること、安全な薬など、ただ一つとして存在しないことを知らねばなりません。

そういう危険な薬について、つぎに詳細に見ていきます。


現在使用されている薬の約80%(あるいはそれ以上)は、およそ50年くらい前から開発されたものです(海外ではもっと以前から製造・販売されたものがある)。

すべて化学合成によって製造されており、その成分は、人体にとって明らかに異物や毒です。

ただ毒害がストレートに出ないよう、うんと希釈するか中和剤を混ぜて、『対症効果』をあげるように調整されています。


対症効果ですから、痛みや不快症状を一時的に抑制する作用を持っているだけで、病気を治す効果などみじんもありません。

つまり薬は、本来期待されるべき目的を果たすものではないのです。

それにもかかわらず薬を信頼し、常用する人が多いのは、次のような事情があるからです。

      
「食で治らぬ病は医者でも治らぬ」という古来からのいい伝えどおり、かつて人々は食べ物で病気を治していました。

ところが近世になって、病気は病原体によって引き起こされ、食べ物では病原体は撲滅できないという西洋医学の思想が主流となり、薬の開発が始められるようになったのです。

やがて薬事法が制定され、医薬品メーカーがそれに乗じて、「科学的研究に基づいて作られる、病気治療に即効性がある」などと喧伝したため、薬は急速に普及しました。

一方、生活スタイルの合理性と利便性を求める傾向が進むなか、人々が、食べ物で病気を治すなんて時代遅れで、非科学的で根拠に乏しいと思い込むにいたって、薬への依存が定着してしまったわけです。


しかし実際問題として、私たちは薬の恩恵に浴しているでしょうか。

食べ物で病気を治していた頃の人々より健康になったのでしょうか。

薬の生産量の増加に比例して病気の種類も多様化し、以前には見られなかった難病が数多く発生していることは、FDA(米国食品医薬品局)の調査機関や、その他多くの研究グループによる統計がはっきり示しています。


分子矯正医学の世界的権威であり、ノーベル化学賞・平和賞を受賞したアメリカの故ライナス・ポーリング博士は、「現代病の多くは薬によって作り出されている。

この事実に早く気づくべきだ」と警告しているのです。

分子矯正医学とは、栄養素の種類や分量を調節することによって、分子レベルで細胞の正常な代謝を促すもので、現代医学とは一線を画しています。


化学物質は複雑な化学構造からなっているため、体内に長期に残留して排泄されにくいだけでなく、服用すると、まず一番に肝臓、腎臓、脳を直撃して、さまざまな障害を引き起こします。

症状としての現れ方、つまりその場所、時期、度合いなどは、その人の体力、体質、年齢、免疫や自然治癒力のレベル、栄養状態などの違いによって千差万別です。

これが一般に『副作用』といわれるものですが、ことはそう単純には終わらないのです。


医薬品メーカーは副作用について、「薬を飲む人の体の状態や、飲んだ薬の組み合わせによって起こる」、「飲む時間、量、回数など、服用にさいしての注意を守らないから起こる」などと説明しています。

しかしこれは、きわめて巧妙な事実の隠蔽であり、明らかに問題のすり替え、いい逃れです。

そして、肝心の薬が本来持っている作用については、いっさい明確には公表していません。


じつは、薬には人工の化学物質特有の作用があり、それは臓器や体表面など、比較的自覚しやすい体の固定組織への影響だけでなく、神経系や免疫系といった、流動組織にダメージを与える可能性を考える必要があります。

ところが、薬が免疫に及ぼす作用については、現代医学ではまだ未知の部分が多いため、医薬品メーカー側にも、十分な資料があるわけではありません。

しかし逆に、だからこそ、それは大きな危険性をはらんでいるのではないでしょうか。

いやじつは、それはすでに解明されているのです。




2. 天然の化学物質との違い

分子生物学において、1970年代にアセチルコリン、ノルアドレナリンなどの神経伝達化学物質が発見されて以来、それらが時速360キロのスピードで細胞間を疾走し(全身へ50分の1秒で到達)、レセプター(細胞壁の膜)を中継して、恒常性を保つためのさまざまな目的をもったメッセージを発信、受信していることがわかりました。


なんと細胞どうしがコミュニケーションをとりあい、体内の異常をすみやかに察知したり、修復したりしているのです。

しかもそれは関連する細胞の調和とバランスを見計らいながら、絶妙のタイミングで行われます。

あたかも、それぞれの細胞が意志をもって行動 しているとしか思われないような現象が、現実に起こっているのです(怪我をしたとき、自然に治るのもその一例)。


まさに神業ともいうべき人体の驚異の一つですが、分割思考の現代医学は、こういった全体的、統合的な生体機能のメカニズムに、ほんの最近まで気づきませんでした(自律神経が白血球の働きを支配していることが、約8年前に、新潟大学大学院・医科歯科総合研究科の安保徹教授によって解明されたばかり)。

それにもかかわらず、つまり免疫についての知識不足のまま、医薬品メーカーは、ただ体内の化学物質の成分だけを分析し、その結果得られたデータをもとに、それら天然の化学物質を、模倣して作るという愚行を犯し始めたのです。


ところがその愚行の産物には、とんでもない作用がありました。

人体にとって異物である薬は、免疫システムによって抗原とみなされ、当然、免疫反応の攻撃をうけます。

それでも薬は意図された目的を果たすために、その周辺すべての細胞のレセプターを先回りして一方的に占拠し(神経伝達をブロックし、鎮痛効果をもたらす)、免疫系や神経系を強引に混乱させ、抑制してしまうのです。


つまり体と親和して「話し合う」のではなく、逆に体を襲撃する、といえばおわかりでしょうか。

化学的組成は似ていても、この点が体内の天然の化学物質と決定的に異なるわけです。

その結果はいうまでもなく、体内のいたるところで異常が発生し、思いがけない病気が誘発される危険性を秘めることになります。

これが薬の本来の作用であり、それはどんな薬にもあります。


免疫系や神経系は、自然の英知が与えたすばらしい生体防衛機構です。

科学が今後どんなに進歩しても、このシステムをコントロールする天然の化学物質と同じものを発明したり、製造することは絶対に不可能です。


私たちは、最高の"薬局"をすでに体内にもっているのです。

それをわざわざ妨害する乱暴で不器用な人工薬剤は、文字通り「百害あって一利なし」であり、そんなものを使用するなど、どう考えても理にあうはずがないのです。

薬物治療はまさに『化学的ロボトミー』(薬による前頭葉切除)であり、人間の尊厳を明らかに奪うものです。




3. 製造・販売・使用を直ちにやめよ

副作用の話に戻って、肝臓や腎臓は毒物の代謝機能を担っているため、薬を飲むとそれらの細胞の免疫システムが発動され、抗体反応として吐き気、めまい、倦怠感、催眠、発疹、発熱などの症状が現れます。

このとき、すでに病気にかかっていたり、体力やほかの臓器(脳、心臓など)の生理機能が弱っている場合は、そのままショック死に至ることも珍しくありません(いわゆるアナフィラキシーショック)。


これが比較的早期に現れる副作用で、それとはべつに、じわじわと長い時間をかけて体を冒していく副作用があります。

この場合、自覚症状がほとんどないため、副作用が進行している事態になかなか気がつきません。

そして無意識に薬を飲み続けているうち、ある日突然異常が起きてしまい、すでに手遅れだったというケースもよくあります。

これが副作用なのか、先に述べた本来の作用なのか、症状からだけで区別するのは困難です。


これは決して他人事ではありません。

たいていの人が何の疑いもなく飲んでいる、 ごく普通の風邪薬でさえ、重大な副作用が出ることがあります。

もちろん 死亡例もかなりあるのですが、あまりピンとこないのは、医者や製薬メーカーが報告義務を怠っていたり、死亡の原因を「病死」と偽って報告したり、患者側もまさか副作用とは気づかずに、泣き寝入りしているなどの理由によるものです。

薬はまさに『静かな凶器』であり、本当に恐ろしいものなのです。


不幸なことに日本では、薬を多く処方する医者ほど、「いい医者、親切な医者」だと錯覚する悲しい現実があるといわれています。

これではまるで、自分の命を犠牲にして医療機関の経営に寄与し、薬害の拡散に一役買っているも同然です。


意外なことに、西洋医学の本場といわれるアメリカには、日本の医者なら猛反発しそうな、『ドクターズ・ルール』という権威ある医師用テキストがあります。

次がその主要項目です。



    できればすべての薬の使用をやめよ、困難ならできるだけ多くをやめよ
    薬の数が増えれば副作用はネズミ算式に増える
    4種類以上の薬を飲んでいる患者は、医学知識の及ばない危険な状態にいる
    高齢者のほとんどは薬を中止すると体調がよくなる

ところが日本では体制擁護優先のもと、国が対策を怠っているため(薬事法規制が緩慢、医学教育の誤りを放置するなど)、依然としておびただしい量の薬が患者に与えられています。


ちなみに日本の薬剤費は世界一(年間医療費全体の三分の一にあたる7兆円)に膨張し、国民一人当たりで換算すると、イギリスの3.2倍、アメリカの1.6倍、ドイツの1.5倍となっています。

さらに、国際的に効能が認可されている薬は500種であるのに対し、日本ではなんと、その30倍の15,000種が認可されているのです。


このままでは、薬害が今後も増え続けることは必至です。

今こそ行政や医薬品メーカー、医者、医療関係者のすべてが薬害の実態を率直に認め、無益で危険きわまりない薬品の製造・販売・使用をやめるべきです。

しかしそのためには、需要と供給の必然性、経済の動揺や混乱の回避、大企業の経営保護優先などの問題を考慮しなければならず、一朝一夕に実現することは無理かもしれません。


できれば私たち一人ひとりが、薬に対する認識を高め、安易に薬に頼らないことが、問題解決の近道ではないでしょうか。

これについては後述します。

ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー




づつく

 

 

 


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